虹になって

昨日、実家の猫が亡くなりました。


昔、妹がまだ2ヶ月くらいの小さい野良猫を連れて帰ってきました。

母が、まだ餌も食べられない子猫を、
スポイドでミルクをあげて育てました。
子猫の時期は、母からはなれず泣くので
母は巾着袋に入れて、腰からぶら下げて家事をしていました。

家族は猫を女の子だと疑わず、「ひとみ」となずけ
ひとちゃん、ひとぷー、ひとぴーと呼んでました。

あるとき、おばあちゃんに子猫を見せたところ、
「まーりっぱなちん○んが付いて!」!!!!!!

家族四人いて、ち○ち○の存在に気がつかないとは!!www

もう「ひとみ」て定着してしまっていたので、
そのまま男の子なのに「ひとみちゃん」で通しました。

母は猫も犬も人も区別をつけない人なので、
ひとみが欲しがれは、マグロのお刺身、カニカマ、プリン、
何でもあげました。

よく私たち姉妹は「猫には猫の食べ物を!!」と訴えましたが
「食べたいものを食べるのが一番!」と聞き入れてくれませんでした。

20歳を超えてからは、足腰も弱くなりましたが、
それでも、両親の転勤で九州、大阪、と一緒に行って、
行く先々で武勇伝をつくっていたようです。

最後は、母がちょっと出かけた数分の間に、
眠るようにホントに眠るように静かに息が止まりました。

享年22歳。猫で換算すると111歳!!!(ほんと??)

家に来てくれてありがとう。
また会いましょう。